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クラシック・バレエの話

2019/07/22
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クラシック・バレエ・・・っていうと‘スゴイな~’って思われるかな?

いえいえ・・・基礎ダケです(苦笑) バー・レッスンと基礎的なフロア・レッスンだけ、3年弱習いました。

 

バレエを習った切っ掛けは、マジシャンの相方と一緒にステージに立つ様になり、ドレスを着なければならなくなったからです。

ロング・ドレスを着てキレイに歩くのは難しいんです。スカートが足にまつわり付くわ、スソを踏んで引っ繰り返りそうになるわアクシデント続出で、コリャ~ ダンスを習わなきゃダメだなと思いました。

 

ダンスの中でクラシック・バレエを選んだのは、個人的な憧れからです。実は、トウ・シューズが履いてみたかったんです(笑) つま先で立ってクルクル回るのがやってみたかったんですよん(苦笑)

 

始めて1年位の頃 先生に「トウ・シューズを履きたい」と言ったら、「ソノ体重じゃ無理だね」って言われました。当時はチョッと太っていました(涙)

悔しかったので、ダイエットしましたよぉ! 3ヶ月以内で10㎏以上落としましたね。根性でしょ(笑)

先生には‘ようやるわ・・・’って顔されました。はい(爆笑)

 

しかし、急激に落としたので必要な筋肉まで落としちゃったらしく、アコーディオンを弾きながら走ると息切れしましてね。

・・・アコーディオン弾いて走るな~~~って言われそうですね(笑)

・・・あの頃は仕事の中身も過激でしたねぇ~(苦笑)

そこで、2㎏位増やしました。。。

 

トウ・シューズは、足の指を真っ直ぐ伸ばしたまま履くんです。知りませんでしたね。曲げるんだと思ってました。足の爪が長いと押されて指先が痛くなるんです。だから、足の爪をマメに切るクセが付きました。

 

残念ながらクルクル回る所までは行きませんでした。ホントはずっと続けたかったんですが、レッスンを受けている内に股関節が痛くなり、お医者さんに見せたら、子供の頃に痛めていた足の付け根が悪くなってました。・・・昔のスポーツって無茶な動きをさせたんですね・・・で、年だし無理はやめようと思いました・・・残念・・・(涙)

 

クラシック・バレエは、肉体と骨格の仕組みに基いた身体の動かし方をします。人間の身体の筋肉や骨や関節がどの様にして動くのかを知り、それを自分の身体を使うことで実感する経験をしました。とても面白かったですねぇ~

 

アコーディオンを弾いていて、バレエの基礎を学んでおいてよかったな~って思うコトが多いですね。

例えば、肩の力の抜き方。バレエは、肩を落としながら脇の下を常に開けるんです。

脇の下には、卵1個を挟んで割らないようにすると教えられました。この方法は、腕の筋肉や指の筋を常に動ける状態にするポジションなんです。;

 

ワルツやギャロップなどのリズムで身体を動かした経験も役に立っています。

演奏する時に身体がそのリズムを感じていて、演奏の中に自然に出るんです。

とある仕事で社交ダンスの先生とご一緒した時、私のアコーディオンに合わせてワルツを踊って下さいました。あの時は嬉しかったなぁ~ 私の弾くワルツは踊れるワルツなんだ・・・って思いました。

 

今の私のアコーディオン演奏に、バレエはとても役に立っています。

 

東京杉並区の音楽教室 ヴォードヴィル・アコーディオン教室