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憧れの「フレッド・アステア」その4

2019/06/14
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個人的趣味で独断と偏見に満ち満ちていますが(笑) 私のお気に入り映画を挙げます。

 

フレッド・アステアの映画の全部がイイってワケじゃないです。

40本以上出演しているので、全部名作・・・は無理ですね~(苦笑)

相手役との相性がイマイチの時もあります。ただ、相性が悪くても、どうにかしようとしているアステアの姿が観ていると、それはそれで面白いのですけどね・・・イヤな客ですねぇ~私って(苦笑)

 

『踊る騎士』1937年上映

私は、RKO作品の中で結構好きなのですが、興業的に振るわなかったし、ファンの中では評価が低いみたいです。

遊園地のシーンがメチャ面白い!・・・と思うのは私が芸人だからかしらん?

 

『イースター・パレード』1948年上映

引退宣言したけど、怪我をしたジーン・ケリーの代役で出演。コレで復帰になっちゃった(笑)

共演のジュディ・ガーランドが、「オズの魔法使い」の頃の優しい表情をしてるから好きです。

ドラムを叩きながら踊るシーンは必見! (子供をだます?!道徳的には???なシーンですが)

あまり言われていないけど、ジュールズ・マンシンのパントマイムは見物です。

 

『バンド・ワゴン』1953年上映。

私は、MGM作品の中で一番好き!!です。ファンの中でもトップに掲げられる作品。

舞台時代(1931)に、フレッド・アステアとその姉アデル・アステアが主演したヒット作。

シド・チャリースと初共演。彼女とは『絹の靴下』(1957)でも共演しています。

アステアとチャリースは空気感が似ているので、私は2人のダンスがとても好きです。

 

『渚にて』1959年上映

SFファン垂涎の映画です科学者役で出演。(「復活の日」の元になった作品)

第3次世界大戦で放射能に侵された地球に生き残った人々を描いています。

暗いテーマだけど、カラリとした空気感がある作品。SFに興味が無くても観て欲しいな~って思います。

私はこの作品のフレッド・アステアが一番好き!です。

 

『The Evening with Fred Astaire(1)』1958年

『The Evening with Fred Astaire(2)』1959年

『Astaire Time』1960年 ・・・3本共、米NBC制作のTVショー

何で英語のタイトルそのままか・・・というと、この作品は販売されていません。VHSにもDVDにもなっていない作品なのです。タマタマ手に入れた超レア映像です(画像は悪いけど)

 

アステアは、若い頃の軽快で飛び跳ねる様な踊りが好きという方が多のですが、私の独断と偏見では、年を重ねた後期の方が魅力的だと思っています(苦笑)

年を取ると体力が落ちるからダメになるって思うでしょう?

でも、フレッド・アステアという人は年を取れば取るほどパワーアップしているのです。

若い頃は力任せに踊っているけど、年を取るにつれて安定感が増していって、TVショーの頃は彼のオーラが画面全体に溢れていて凄いです。

 

アステアは、年を取っても好奇心のカタマリだったんじゃないかなぁ~と思います。

自分に満足をしない、常に意欲的な一生を送った方だったのではないでしょうか。

素敵ですね~~~!!

 

フレッド・アステアは、どの作品を観ても絶対に手を抜いていないです。

超プロだな~って思います。

そんな「フレッド・アステア」が、私は大好きです!!!!!

 

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