個人レッスンの理由
ヴォードヴィル・アコーディオン教室は、3名以上のご希望者がある場合はグループ・レッスンに出来ますが、基本的に個人レッスン(マン・ツー・マン・レッスン)です。
楽器をお教えする場合、楽器経験のある方と無い方の差があるので、グループでは個人差がありすぎるからです。また、当教室では貸楽器として準備できる楽器台数が足りないので、グループ・レッスンをお望みの方には楽器を持って来ていただかなければなりません。アコーディオンはマイナーな楽器なのでお持ちの方が少ないという事も、個人レッスンが中心になる理由です。
アコーディオンを習いに来る方は、全員目的が違います。
弾きたい曲を弾いてみたい方。後々は人前で弾きたい方。アコーディオンという楽器を触って音を出してみたい方など様々です。私は出来るだけ皆様の意向に沿った形でお教えできればと考えています。
楽器経験の無い方は、先ずアコーディオンを持って指を動かす事から始まります。楽譜に強くない方は楽譜の読み方、楽譜に書かれている記号の読み方と意味を覚える事からお教えしています。
楽譜は最初から読めるものではありませんが、ドレミを書いて「この曲はドレミで読むとこうなるのだ」と感じると、少しづつ馴染んでくるものです。
私は楽譜にドレミを書きこむことをお勧めしています。大抵の方が楽譜のドレミと鍵盤のドレミの場所はご存知なので、ドレミを書き込めば曲を弾けるからです。
楽器経験のある方、特に鍵盤楽器のご経験のある方は、ご経験の年数によって差がありますが、大体楽譜をお読みに馴れますが、横に並んだ鍵盤が縦に並ぶので戸惑います。更に、ピアノやエレクトーンの鍵盤を押せば音が出る構造とは違う、アコーディオンの蛇腹を動かして音を出す構造に大変戸惑われます。そして、ベース部が思うように弾けないことに大変苛立たれるご様子です。
リード楽器(クラリネット・サックス・トランペット・縦笛など)をなさっていた方は、空気を入れて音を出すという手順には戸惑いが無いご様子です。
弦楽器(ギター・ヴァイオリンなど)をご経験の方は、蛇腹には戸惑いますが弦を押して準備をしてから音を出すという操作をしておいでなので、鍵盤楽器の方よりも苛立たないご様子です。
それぞれの方が色々なお気持ちを持ち、ご経験をして教室にいらっしゃいます。クループ・レッスンではご要望に対応できないと感じます。
また、大人の方の場合は色々とご質問をされるので、私が経験的に覚えた事を踏まえてお答えしています。
お子様の場合は、1からお教えする事が多いです。ただ重さのある楽器なので、成長期のお子様の身体に負担が無い様にお教えしています。
東京杉並区の音楽教室 ヴォードヴィル・アコーディオン教室